アスファルト防水工事の施工種類とその効果

耐久性に優れたアスファルト防水工事の魅力 耐久性に優れたアスファルト防水工事の魅力

アスファルト防水を行なうなら知っておくべき工法の違い

作業員

防水工事は、どんな工法で行なわれるのでしょうか。アスファルト防水工事での3つの工法と、それぞれ違いをご紹介します。

3つの工法

熱工法
熱工法では、アスファルト溶融釜で200~270℃に溶かした防水工事用のアスファルトを使います。そして、ルーフィングシートを複数枚、交互に重ねて防水層をつくり上げる工法です。溶かされたアスファルトをルーフィング類に張り付けると、すぐに硬化して防水層の機能が完成します。これはアスファルト特有の熱すると溶け、冷やすと固まる性質を利用しています。また、養生の時間や期間がなく容易に完成させることが可能です。しかし、溶融したアスファルトの異臭や煙、さらにかなりの高温であることから、近隣への環境問題や工事中に火傷のリスクがあります。
トーチ工法
トーチ工法では、改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地を、トーチバーナーを使用してあぶり溶かしていきます。そして下地に張り付けるだけで、防水層を完成させることが可能です。熱工法よりもさらに容易な工法ですが、あぶり不足などで劣化が早かったり、雨漏りが起きたりといったトラブルも多いです。トーチバーナーの火力は強力で温度が1000℃以上にもなりますが、改質アスファルトシートが完全に溶けたと錯覚してしまうことが施工不良の原因に繋がるのでしょう。コスパは優れていますが、繊細で密度の高い作業が求められる工法です。
常温工法
常温工法は冷工法とも呼ばれ、熱工法やトーチ工法のように熱を一切使用しない工法です。その方法は、裏面にゴムアスファルト粘着層をコーティングした改質アスファルトルーフィングシートを下地へ交互に重ね張りして積層していきます。熱や火を使わないので、臭いや煙なども少なく、環境や工事する作業員の怪我のリスクが少ない安全な工法です。
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